もう、夏ではないのですが、今年の夏の思い出といえば、
建築士製図の試験です。 それしかないです。というのはうそですが、
仕事している時間と、寝ている時間と、ご飯食べている時間以外は
殆ど費やしたといっても過言ではありません。(ちょっと過言)
先日試験当日で、この写真は、通っていた建築士受験生のための
学校に提出する復元図面。
黄色い付箋は明らかにミスをおかした部分。
ふうっ。夏中費やして練習しても、私って、この程度の
人間なのね・・・と何日間かは、落ち込みましたが、
そろそろ立ち直ってきました。
担当してくれた先生が最後の授業の時に、
最後に言ってくれた言葉が、「与えられた環境のなかで
精一杯頑張りなさい。」という言葉で、
まあ、試験当日何が起ころうとも、(例えば席が狭くても、
例えば緊張しすぎておなかが痛くても)
精一杯頑張りなさい。という意味なのか?
どういう所が狙いなのかはわからないのですが、
私は涙が出そうになるほど、なんだか感激してしまって。
私は製図のクラスでとても落ちこぼれでして、
この先生には、とても苦労をかけたと思うのですが、
先生は、最後まで、まるで私が受かる可能性があるかのごとく、
熱心に指導をしてくれました。
なので、私も最後まで「受かる可能性があるかもしれない?」と
思いつつ練習出来たのだと思って。
凄く感謝しています。
建築士の試験に受かって、仕事が上手に出来るようになるわけではなし、
ちょっと軽い気持ちで挑戦してしまったこと、何度後悔したかわかりませんが、
でも、先生の、「与えられた環境で精一杯頑張る」といわれた時に、
たとえどんなに忙しくても、やりたいことがあったら、時間を絞り出して
実現させるのが、大人なんだよな。
という考えに、お墨付きをもらったような気がして嬉しかったのだと思います。
仕事もちゃんとやって、自分のやりたいことも、
ちゃんと実現できるそういう、人間に少しでも近づきたいな。
と思って。なかなk、出来ないのですけれど、
でも、今回の経験は、そういう決意を
固められただけでも、前進なのかな?と思えた夏でした。
忙しすぎてあんまり記憶ないけれど。
しんどいので、もう、二度と経験したくないのですが・・・
でも、来年もまた、挑戦すると思います。